我が家は教育資金準備のためにジュニアNISAを活用中です。
利用している人は少ないですが、とってもお得な制度。
やらないと本当にもったいない!!
今回は今すぐ始めるべきジュニアNISAの魅力と我が家のジュニアNISAの運用方針と運用成績をご紹介します。
ジュニアNISAとは
ジュニアNISAは、未成年者を対象とした少額投資非課税制度です。
少額投資非課税制度??
って何?
簡単に言うと子供名義のNISA口座のことです。
NISAの種類は3種類あります。
・通常NISA:20歳以上が対象で運用期間は5年
・つみたてNISA:20歳以上が対象で運用期間は20年
・ジュニアNISA:0歳~19歳が対象で運用期間は口座の持ち主が20歳になるまで
ジュニアNISAは子供のために作られたNISAでしたが、5年間の運用期間が終了しても、子供が20歳以上にならないと引き出せず、子供の教育費でお金がかかる大学入学時に出せないという点で不人気でした。
この不人気により、ジュニアNISAは2023年12月で廃止となります。
ジュニアNISA廃止後はどうなるの?
積み立てたお金もどうなるの?
ジュニアNISA廃止後はお金の引き出しがいつでも可能になります。
また、ジュニアNISA廃止というのは、買い付けが終了という意味なので、その後は子供が成人するまで非課税で運用することが出来ます。
ジュニアNISAは2023年12月で廃止になりますが、2021年中に始めることができたら、
80万円×3年間=240万円まで非課税で運用することが可能です。
ジュニアNISAのメリット
ジュニアNISAには本当に素敵なメリットがたくさんあります。
1年間で80万円まで非課税で投資できる
ジュニアNISAは人気がないために2023年12月で廃止(買い付け終了)になりますが、2021年中に始めれば80万円×3年間=240万円まで非課税で運用することが出来ます。
投資の利益は20%の税金がかかるけど、それがかからず利益はそのまま自分のものになるのは嬉しいですね!!
今年0歳の子がジュニアNISAで今年から80万円を3年間積立。
その後18歳になるまで15年間運用したとすると…
まず3年間の積立期間で元本240万円→258万円に!!
その後、15年間運用のみ行うと545万円まで増えることに!!
結果的に元本240万円が18年後には545万円まで増えることになります。
この利益の305万円は非課税なので、税金を取られることもなくそのままの額を貰うことが出来ます。
2024年以降はいつでも引き出し可能
2024年以降はいつでも引き出し可能で子供が18歳になるまで非課税で運用もできます。
投資で運用しつつ、お金が必要なタイミングで現金化できるのは嬉しいですね。
教育資金として貯めてたけど使うことがなければ、そのままさらに運用しておくことも可能。
ただし、18歳以降の利益は課税されるので注意してください。
福利の力でどんどん資産が増え、成人後の子供に渡すことが出来ます。
国内外の株、ETF、投資信託にも投資できる
つみたてNISAだと一部の投資信託やETFしか買えません。
しかし、ジュニアNISAではグリコやディズニー、マクドナルドなど日本やアメリカの有名企業にも投資することが出来ます。
子供が好きな会社を一緒に選んで、子供が投資に触れる良い機会にもなります。
ジュニアNISAのデメリット
メリットがある一方、デメリットももちろんあるのでしっかり確認しておきましょう。
2023年12月末でジュニアNISAの制度が終了
ジュニアNISAは2023年12月末で廃止(買い付け終了)、その後は運用のみになります。
そのため、2023年以降は買い付けすることができないので、買い付けできる期間はあと3年です。
親が証券口座を持っていないと作れない
親が持っている証券口座出ないと、ジュニアNISAは開設することが出来ません。
そのため、親がまず証券口座を作る必要があります。
1.親の証券口座開設
2.子供の証券口座開設
の順番で進めていきましょう。
口座開設には1~2カ月くらい時間がかかるので、後回しにせず、早めに取り掛かりましょう。
子供名義の銀行口座が必要
ジュニアNISAで投資を行う場合、子供名義の銀行口座が必要です。
親名義の銀行口座からジュニアNISA口座に送金できないので、証券口座開設時に一緒に申し込むか、先に作っておきましょう。
私は今までゆうちょでしたが、楽天証券でジュニアNISAをしているので、楽天銀行を新たに作りました。
※SBI銀行は15歳未満は作れないので注意してください。
米国株への投資ができるのはSBI証券のみ
ジュニアNISAのメリットで国内外の株、ETFにも投資が可能と説明しましたが、ジュニアNISAで米国株に投資できるのはSBI証券のみになります。
そのため、ジュニアNISAで米国株に投資をしたい方は、SBI証券で開設してください。
知らずに、違う証券でジュニアNISA始めちゃったよ。
証券を変更できるかな??
残念ながら、証券会社を変更することは難しいです。
やむを得ない理由以外は変更できない。ジュニアNISAの証券会社の変更をするには、前の口座を廃止したり、やむを得ない理由以外は利益に課税がかかります。こう記載されていますが、基本的には証券会社を変更することはできません。
我が家のジュニアNISA
我が家は2020年に子供が生まれたので、2020年からジュニアNISAをスタートしました。
2020年~2024年までの4年間積立を行います。
80万円×4年間=320万円積立予定、その後14年間運用予定です。
まず4年間の積立期間で元本320万円→353万円に!!
その後、14年間運用のみ行うと710万円まで増えることに!!
計画としては元本320万円が18年後には710万円まで増える予定。
ジュニアNISAの方針
我が家のジュニアNISAのファンド選びの方針は2つです。
2.投資信託(インデックス投資)
以上のとってもシンブルな方針。
米国株や流行りのETFもジュニアNISAでは購入できるのに、どうしてこの選択肢なの??
米国株も魅力的で迷いましたが、理由はこちらになります。
リターンが良いのは債権より株式
教育資金はジュニアNISAの他に、現金で200~300万円は貯める予定です。
もし、ジュニアNISAを使いたいタイミングで不況になっても、1~2年は貯めていた現金を先に使って景気が戻ってきたら、使う予定にしているので株式に全力でつぎ込みます。
リスクを分散できるインデックスの投資信託
米国株などの個人株は分散できる投資信託と比べてリスクが高いです。
これはあくまでも教育資金、そのためそこまでリスクを取らない選択にしてます。
また、個人株やETFは配当金が貰えて魅力的ですが、買付は2023年までなので、その後は貰っても配当金を再投資できない為です。
そしてインデックス投資にこだわる理由は、投資信託の中でも、アクティブ投資はインデックス投資に運用益で勝つことはできないためです。
我が家の運用状況
2021年1月現在の運用状況はこんな感じです。
1月分をまだ買付できてないので、2020年に積み立てた元本80万円が、現在は約91万円になっています。
元本よりも+11万の利益と好調です。
このように、ジュニアNISAは教育資金つくりには最適な制度です。
ぜひ、検討してみて下さい。
30代の1児男の子を育てるなおちゃんママです。
1歳年上の夫と4歳の男の子の3人家族、関西の都市部から少し外れたとこに住んでます。
このブログでは実際に行った家計改善と快適に暮らせるお家作りの全貌を紹介しています。
結婚・出産を機に、資産を増やしたい!と家計の見直しをスタート。
5年で3000万円貯めました。
現在総資産3200万円。投資歴7年目に突入。
2021年に新築マンションをペアローンで購入。
誰でもできる資産形成の方法を発信しています。