こんにちわ、なおちゃんです。
トラリピについて発信していますが、よくこんな質問をいただきます。
ユーロ円売の注文は今、【マイナススワップ】なので悩んでいる方が多いかと思います。
実際、私も保有しているのでどうしようかなー?と悩みの種になっているのは事実。
私なりのマイナススワップに対して行っている【スワップ振替】をお見せしたいと思います。
\詳しくはこちら/
こういった疑問に答えます。
・マイナススワップの対応について知りたい
・私自身が行っている対応を公開
ユーロ円どうする?詳細はコチラで解説してるよ。
ユーロ円の今後の予想もまとめてるよ。
ユーロ売り手放す方法
1.ユーロ買いする
2.スワップ振替する
3.ユーロ買いを手放し決済
4.ユーロ売りを損切りし決済
ユーロ買いする
今の状況でユーロ買いをすることを、専門用語では【買いヘッジポジションを作る】と言います。
利益を出すことが目的ではなく、損失拡大の回避のため。
ヘッジにおけるコストは保険料と考える
売りポジションを保有していて、レートが上昇する可能性があると判断した場合に一時的に損失を緩和した場合に使う手法になります。
買いポジションをもつという事は【両建て】すると言うことになります。
両建てをすることになり「売りのマイナススワップ」と「買いのプラススワップ」が発生します。
このスワップ同士で貯まるスワップを相殺していきます。
本来のヘッジの使い方はこんな感じになります。
しかし、今の時点で同じポジションで注文することができません。
なので、売りを保有したポジションにより近いところで買いポジションを持つために、ユーロ円が下がったタイミングで買い注文をいれるという方法しかありません。
2024年前半(5月頃)まで上昇し、その後年末まで145円までしか下がらない
という予測の元、160円を切って下がり傾向になったタイミングで買い注文を増やしていっています。
こうやって少しずつ買いのポジションを増やし、
買いポジション> 売りポジション
の状態になるとスワップが相殺される構図が完成します。
ただし、売りは安い時に買いは高い時にポジションが入っているので、平均取得価格が一緒になることはないので注意してください。
買いポジションを持つのは、あくまでスワップの相殺を一時的行うため。
ずっと行うことはできません。
まずは買い注文を持ちプラススワップを増やしていきましょう。
スワップ振替する
ユーロ円買いで貯まったスワップはユーロ円売りのスワップと相殺します。
メニュー
↓
下にスクロールしていって
↓
取引・履歴の中のスワップ振替から行います。
貯まっているプラススワップを全部選択
相殺したいマイナススワップを選択
これで実行を押せばスワップ振替終了。
今までスワップ振替してこなかったから、半年分以上のスワップが溜まっていました。
なので、振替してマイナスでの決済になってしまったけど、
1.買いポジション数 > 売りポジション数
2.毎月スワップ振替をマメにする
この条件で行えば綺麗にスワップを相殺することができます。
ユーロ買いを手放し決済
ユーロ円が下がってくるかも思ったら、ユーロ買いを決済という形で手放していきます。
「だいぶチャートの上で持ちすぎた」というポジションについては、下がったタイミングで決済して手放していきます。
「ユーロ円164円目指すの!?」ってくらい上がってた時に保有したポジションは下がってきたタイミングで決済しました。
また、上がり傾向になったタイミングで、スワップ相殺目的分だけユーロ買いするを繰り返していきます。
ユーロ売りを手放し決済
ここからは最近私がやってみたことになります。
ユーロ売を手放したいなって人は、ユーロ買を決済した利益でユーロ売の損切を相殺しちゃいましょう。
私は、ユーロ買のポジション決済したタイミングで、売のポジションも時々決済しています。
2024.1月末時点
2024.2月末時点
おかげで、売りのポジションも少しずつ減らすことができました。
損切りの方法(手順)はInstagramでスクショ付で解説しているから、詳しくはそちらを見てね。
なおちゃんの【Instagram】損切りの方法
詳細はコチラで解説してるよ。
下がったタイミングでやってみた
実際に、2月の下がったタイミングで実践してみました。
下がり始めた163.5円付近で162.5~163.5円までで保有しているユーロ買いは一旦決済。
2/27の18時時点で上のチャートなので夜の間にもしかしたらもう少し下がるかもしれない。
なので、様子を少し伺ってから、ユーロ売の分を少しだけ損切りします。
2/26時点でのトラリピレポートでも、6月末までにユーロ円が下落する方向とも予測されています。
急に下がることはないかなと思っていますが、高値で保有しているユーロ買は少しずつ決済して、保有するポジションを下げていきたいところ。
最後に
ユーロ円に対して、スワップ相殺目的で両建ての方法を以前に紹介しました。
実践されている方はトラリピ全体でみると、相殺ができているのでスワップ振替をする必要はありません。
でも、マイナスをすっきりさせておきたいという人は振替によりマイナス表示が減るのでオススメです。
マイナス表示が減ることで、気持ちの面でもだいぶ楽になります。さらに、
どうせなら、成立カレンダーにマイナスが載ることなくやりたいけど、どうしたらいい?
といった相談も頂くので、私なりに考えてこの結論に至りました。
今回の方法を紹介したのは、ユーロ円をなるべく損失出さずにさよならできるようにしたいから。
トラリピは自動で売買してくれるので
・手間がかからない
・忙しい人でもほったらかし運用ができる
がトラリピの本来の形です。
スワップの相殺することがなくなれば、元のトラリピに戻れて、また従来のほったらかし投資を実現できます。
今はつらい時期ですが、対処してみんなで乗り切りましょう。
これはあくまでも、私の考えになります。プロの投資家でもない、一般人の1意見として見ていただけると嬉しいです。
この投稿が、少しでも皆さんのお役に立てたらと思います。
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30代の1児男の子を育てるなおちゃんママです。
1歳年上の夫と4歳の男の子の3人家族、関西の都市部から少し外れたとこに住んでます。
このブログでは実際に行った家計改善と快適に暮らせるお家作りの全貌を紹介しています。
結婚・出産を機に、資産を増やしたい!と家計の見直しをスタート。
5年で3000万円貯めました。
現在総資産3200万円。投資歴7年目に突入。
2021年に新築マンションをペアローンで購入。
誰でもできる資産形成の方法を発信しています。