お家関連

住まい給付金

2021年に新築マンションを購入した我が家。

国の制度にある「住まい給付金」

収入に応じて、助成金を受けることが出来る制度で、最大50万円の給付金を貰うことが出来ます。

我が家もこの制度を受けるために、先日ファイナンシャルプランナーの方に来ていただいて、書類を作成しました。

この申請は引き渡しから1年3ヵ月以内に行わないと受けることが出来ない制度となっています。

お世話になったファイナンシャルプランナーのお客様で申請を忘れていて気付いたころには期限が切れていて受けることが出来なかった方もいらっしゃたそうです。

そのため、入居されたら忘れないうちに早めに申請することをオススメします。

今回は我が家が行った住まい給付金の申請書の作成や、必要になった書類等と一緒に申請の仕方をご紹介していきます。

まず、我が家の住宅取得条件はこちら。

住宅引き渡し時期:2021年2月

物件:新築マンション

住宅取得資金:住宅ローン利用

名義:夫婦での共有名義

課税証明書の発行を受ける自治体:政令指定都市以外

我が家の住宅取得条件を確認したところで、給付申請書を見ていきます。

すまい給付金の給付申請書は、

  1. 取得住宅の種類 ➡「新築住宅」or「中古住宅」
  2. 給付金受領方法 ➡「申請者本人が給付金を受領」or「事業者が代理で給付金を受領」
  3. 住宅ローン利用の有無
    ➡「住宅ローンの利用あり」or「住宅ローンの利用なし(現金取得)」

により、それぞれ異なります(合計8種類)。

我が家の場合は、
1.取得住宅の種類 ➡「新築住宅」
2.給付金受領方法 ➡「申請者本人が給付金を受領」
3.住宅ローン利用の有無➡「住宅ローンの利用あり」

そのため、申請書はこちらになります。

この用紙を見ながら、必要書類を集めていきました。

必要書類を集めてから、申請書を記入する作業をした方が良いです。

なぜなら、申請書を記入していく際に必要書類の内容をみながらでないと書けない項目がいくつもあるからです。

そのため、先に書類集めから始めましょう。

申請に必要な書類の準備

必要書類一覧はこちらになります。

給付申請書

こちらは、また後程作成するので一旦置いておきます。

申請書は国土交通省「住まい給付金」はこちら からダウンロードすることができます。

不動産登記における建物の登記事項証明書・謄本

こちらは原本を提出する必要があります。

原本は提出すると戻ってくることはありませんが、今後初年度の住宅ローン控除の申請の時と住宅売却の時しか使いませんし、その際はまた発行してもらえるので心配ありません。

我が家の場合、2人分の書類を提出する必要があります。

2人一緒の封筒で郵送する場合、1人はこちらの原本を。

もう1人はコピーの提出で大丈夫です。

 

住民票の写し

こちらも原本が必要になります。

提出する住民票の条件
・住民票記載の住所が取得住所である。
・発行日から3カ月以内のものである。
・個人番号(マイナンバー)が記載されていないものである。

我が家の場合、2人分の書類を提出する必要があります。

2人一緒の封筒で郵送する場合、1人はこちらの原本を。

もう1人はコピーの提出で大丈夫です。

個人住民税の課税証明書(非課税証明書)

役所で市民税・県民税(所得・課税)証明書を発行してもらいます。

提出する課税証明書の条件
・取得住宅が所在する市区町村でなく、前住宅が所在する市区町村から発行されたもの。
・対象となる年度の課税証明書であること。

工事請負契約書または不動産売買契約書

工事請負契約書または不動産売買契約書のどちらか1つ提出すればOKです。

こちらはコピーでOKですが、契約書の全ページのコピーが必要になります。

住宅取得に係る金銭消費貸借契約書(住宅ローン契約書)

住宅ローン契約書のコピーが必要です。

申込書では申請できなので、必ず契約書のコピーを準備しましょう。

紛失した方は、ローンを組んだ銀行に連絡すればコピーを貰うことが出来るみたいです。

こちらも全ページのコピーが必要になります。

給付金受取口座を確認できる書類(通帳等)

振込を指定した口座が確認できる通帳等のコピーを準備しましょう。

通帳のコピーが必要になるためネット銀行はおそらく利用できません。

また、申請者本人名銀も口座のみしかしてはできませんので注意してください。

通帳のオモテと通帳を開いた1,2ページ目をコピーしました。

 

選択書類

施工中等の検査実施が確認できる書類として、次の1つを選択し、提出する必要があります。

1.住宅瑕疵担保責任保険の付保証明書
2.建設住宅性能評価書
3.住宅瑕疵担保責任保険法人検査実施確認書

住宅瑕疵担保責任保険の付保証明書は住宅瑕疵担保責任保険に加入している場合選択できます。

私は建設住宅性能評価書のコピーを提出しました。

 

給付申請書の書き方

提出書類が揃ったら、次は申請書に記入していきます。

1枚目のこちらは必要書類が揃っているか確認しながらチェックした方が良いため、一旦置いておきます。

まずは2枚目から書いていきます。

申請者に関する情報

取得した住宅を複数人で所有する場合、所有者ごとの申請が必要になります。

なおちゃん
なおちゃん

我が家は夫婦で所有のため、それぞれ申請書を作成しました。

手続き代行者に関する情報

手続き代行者で申請する場合はこちらを記入してます。

住宅取得本人が申請を行う場合は、記入不要です。

なおちゃん
なおちゃん

私は自分で申請するため、「1.申請者に関する情報」の箇所のみ書きました。

住宅取得に関する情報

3枚目の「3.住宅取得に関する情報」を書いていきます。

分離発注の有無➡住宅購入した方 or 1つの業者に住宅の建設を発注した方は「なし」、複数の業者に発注した方は「あり」にチェックします。

なおちゃん
なおちゃん

我が家は分譲マンションのため、「なし」にチェックしました。

請負人または売主➡事業者を記載、担当者がわかない時は担当者名、連絡先は記入不要です。

工事請負契約または不動産売買契約の契約日➡契約書に記載されている日にちが契約日となります。

引渡日➡鍵を貰った日にちになります。

入居日➡住民票に記載されている転入日になります。

住宅の種別➡1戸建の場合は戸建住宅、マンションの場合は共同住宅にあたります。

床面積➡登記の建物の表示の欄に記載されている数字を記載します。購入した物件が、住宅だけの用途の場合はA.合計のみ記載し、B.C.は記載不要です。

なおちゃん
なおちゃん

我が家も用途は住宅のみなのでAの部分しか記載してません。

給付要件への適合

新築住宅の給付要件で3つの証明内容から1つ選びます。

なおちゃん
なおちゃん

我が家は建設住宅性能表示制度利用にチェックしました。

指定する書類として、「建設住宅性能評価書」のコピーを添付しました。

給付申請額に関する情報

申請書を作成する上で1番難しい項目です。

「課税証明書の年度」と「提出する課税証明書の年度の1月1日に住民登録を行っていた自治体」によって、給付額が変わってきます。

 

我が家の場合は、住宅の引き渡しが2021年2月、政令都市ではないので、

提出する課税証明書の年度➡令和2年度
対象となる収入期間➡平成31年、令和元年
自治体➡政令指定都市以外

となります。
なおちゃん
なおちゃん

平成31年、令和元年は産休に入る産休に入る年で、私も11月中旬までバリバリ働いていました。

都道府県民税の所得割の計算をしていきます。

我が家の場合は、提出する課税証明書の年度「令和2年度分」で計算します。
5月に会社から貰う住民税決定通知書でも大丈夫ですし、役所で市民税・県民税(所得・課税)証明書を発行してもらうでもOKです。
夫分は住民税決定通知書、妻(私)分は市民税・県民税(所得・課税)証明書を提出しました。
夫分の住民税決定通知書

妻の市民税・県民税(所得・課税)証明書
どちらも、都道府県民税の所得割額が記載されているので、そちらを確認します。
夫の所得額割➡¥78,100
妻の所得額割➡¥55,700
次に給付申請額の計算をするために表に当てはめていきます。
課税証明書の年度が平成30年度以降、政令指定都市以外のため使用する表は「表1」になります。
夫の場合、所得割額は¥78,100のため
.
妻の場合、所得割額は¥55,700のため
.
給付基礎額が分かったら最後に持分割合を入れて、給付申請額を計算します。
持分割合は登記(全部事項証明書)の権利券に関する事項に記載されています。
なおちゃん
なおちゃん

我が家は住宅支払いを夫3/4、妻1/4にしているので持分が
夫:妻=3:1
になっています。

夫の場合は所得割額は¥55,700。
所得割額が7.60万円~9.79万円の範囲のため、基礎給付金は40万円。
持分割合が69/94のため

夫が貰える給付申請額は¥293,000円となります。
妻の場合は所得割額は¥78,100。
所得割額が7.60万円以下のため、基礎給付金は50万円。
持分割合が25/94のため

妻が貰える給付申請額は¥132,000円となります。

給付金の振込口座に関する情報

申請書の最後の項目になります。

給付金を振り込んでもらう口座を記載します。

添付書類に指定した振込口座情報が確認できる通帳等のコピーが必要になるためネット銀行はおそらく利用できません。

また、申請者本人名銀も口座のみしかしてはできませんので注意してください。

 

これで、申請書の作成は終了です。

 

 

ABOUT ME
なおちゃん
30代の1児男の子を育てるなおちゃんママです。 1歳年上の夫と4歳の男の子の3人家族、関西の都市部から少し外れたとこに住んでます。 このブログでは実際に行った家計改善と快適に暮らせるお家作りの全貌を紹介しています。 結婚・出産を機に、資産を増やしたい!と家計の見直しをスタート。 5年で3000万円貯めました。 現在総資産3200万円。投資歴7年目に突入。 2021年に新築マンションをペアローンで購入。 誰でもできる資産形成の方法を発信しています。